2016-12-01 第192回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
それ以降、地方運輸局長が公示をしております下限額を下回る運賃、料金などの届出が全国百三事業者から行われ、これらの事業者について原価計算書などの提出を求めたところ、委員御指摘のとおり、八十事業者について、平均的な実働率で計算すると所要のコストを賄えないおそれがあると考えております。
それ以降、地方運輸局長が公示をしております下限額を下回る運賃、料金などの届出が全国百三事業者から行われ、これらの事業者について原価計算書などの提出を求めたところ、委員御指摘のとおり、八十事業者について、平均的な実働率で計算すると所要のコストを賄えないおそれがあると考えております。
そしてまた、許可運賃から事前届け出運賃になって、その次は事後届けになって、最近は原価計算書の届け出までなくなった。ここまでやったら、民間対民間といっても、もうたたき合いになるのは目に見えているわけだと思います。
○松浪委員 さっき申し上げた、もう原価計算書も要らないというようなところまで規制緩和しているわけですけれども、ある程度の相場観をつくるための整備というのは必要だと思いますし、また、この多層構造を、建設業では建設業法でこういうところには規制がかかっているわけですから、私は、できないんだったら実運送基本法でもつくって、こういうところは本当にしっかりと対応していくべきだと思います。
○中田政府参考人 トラック事業につきましては、いわゆる運賃につきましても認可制が届け出制になったということから、原価計算書の私どもに対する届け出というものも一定の範囲についてはなくなったということで、実際にどういう運賃でそれぞれの事業者がやっているかについて十分な把握ができていないという反省はございます。
その審査基準の設定に当たりましては、既に幾つかの空港で旅客施設利用料が設定された際に、減価償却費や支払利息等の費用を積み上げた原価計算書や収支予想等を総合的に勘案しながら審査した事例も踏まえまして、また関係者等の意見も聴取しながら十分に検討してまいりたいと考えております。
是非この委員会で、ここは決算を扱う委員会ですから、きっちり納付書、さらにはその値段が適切かどうか、原価計算書を出して数字を使って議論しましょう。それが防衛利権であるかないかの精査する方法です。 是非この委員会で山田正志山田洋行相談役、宮崎ミライズ社長等も是非お呼びしまして、この問題に関して、防衛利権であるかないかということも是非議論したいと思います。
具体的には、原価計算書を出させてくださいよ、A社、B社から取り寄せて。A社、B社は作っていないんだったら、防衛省に出していなかったら、取り寄せるんです。決算委員会の名前で是非取り寄せをしてほしいと思います。委員長、是非このことをお願いしたいと思います。
そして、運賃の査定をする際に、労働条件、特に賃金をどういうふうに見るかということにつきましては、改正道路運送法の附帯決議の中でも、そこはきちっと見ろという御指摘を受けているところでございまして、自動認可運賃をはみ出してそれを下回る運賃が出てきた場合には、きちっと原価計算書を出させますし、そしてそれがちゃんと労働組合の同意を得ているかどうか、そして賃金水準がその地区の平均的な水準を相当下回っていないかどうかというのをきちっと
先生がおっしゃる御指摘、御趣旨は、運賃・料金を決めるときに、例えば原価計算書とか、そういう添付書類というのはちゃんと求めるのかということだろうと思いますが、そういうことで、当然添付書類は不要ということでございます。
また、これ以外にも、それぞれ原価計算書を添付して、特定の品目等については個別の料金を、確定の料金を定めている事業者もございます。この範囲内で事業者は相対でいろいろ交渉して料金を決めていく、割り増しそれから割引等の多彩な料金の仕組みを組み合わせて、非常に複雑な料金体系になっています。
何度も申し上げておりますけれども、料金をどう決定するかということは、事業者の事業運営によって非常にキーファクターとなるわけでございまして、それで、それを事前に運輸局の方に持っていって細かく審査し、あるいは原価計算書等々を示していろいろ手続をとるというのは、これはやはり大変な事前抑制的な規制につながるのではなかろうかと思います。
○奥田(建)委員 料金の方が今の認可制のもとにありますときには、料金の原価計算書といったものの提出もあると聞いております。監査制度と並行しまして、ぜひとも、こういったダンピングの防止、あるいは、時によりましては水増しといったこともあるかと思います、そういったものの監視といったものをしっかりと行っていただきたいと思います。
さらに、事業者の方に提出を求めました原価計算書をも判断の材料にいたしたいと思います。それから、私どももふだんから経営状況についての調査もしておりますから、平均的な事業者の原価というものも把握していくことになると思います。 そういったようなことを踏まえまして、料金設定の原価構成が合理的かどうかということを判断いたすわけでございます。
こんな単純な質問で恐縮でございますけれども、非常に今後の運営について問題が出てくるような気もいたしますし、届け出た料金の効力はいつから発効するのか、あるいはその届け出に当たって原価計算書を提出させるのか、こういうことをお聞きしたいと思います。 なぜこういう単純な話を聞くかといいましたら、競争になるんですね。
また、料金許可制から届け出制に変更することによりまして、先ほどの原価計算の話でありますけれども、従来提出はしておりましたところでありますけれども、今回から原価計算書は添付しなくても結構というふうに私どもは考えております。 ただ、料金変更命令を出すことを検討するに当たって必要のある場合は、報告徴収の規定に基づきまして原価計算書の提出を求めることとしております。
それから問題は、返還額について、この契約額を決めるについては、防衛庁は資料をもらって、そして契約額を決めるわけですが、この契約額を決めるについては、本件の場合でいいますと、五月二十七日の当委員会での鴇田装備局長の答弁は、「我々がもらっておる見積資料あるいは原価検査のときの実際原価計算書については不適切なものがあるという前提の中で、」「企業において最も信頼性の高いとされております公認会計士の監査も受け
○鴇田政府委員 委員御指摘のように、原価監査つき契約について、実際、原価計算書というのが強制的にかつ正確に入手できるというのは我々の一番の希望であります。
○鴇田政府委員 結果的には四社トータルで二十一億円の返納金額になったわけでございますが、この原価差異の返納額の算定に当たっての手法でありますけれども、当時、我々といたしましては、個別原価資料というのは各企業の方にも残っておりません、我々がもらっておる見積資料あるいは原価検査のときの実際原価計算書については不適切なものがあるという前提の中で、どういった形で適切なコスト計算をやるべきかという観点から、簡単
そこで運輸省に聞きますけれども、前回、労働時間が四十六時間から四十四時間に変更されたときに運輸省が示した、改定運賃の届け出の原価計算書等の添付を省略できる範囲の算定の基礎となった指標等では、時短に伴うコストアップ分を何%と見込んでいましたか。
平成六年二月十五日に先生御指摘の通達を私ども発出いたしておりますが、原価計算書が不要となる範囲を算定いたしました場合の人件費のアップ率につきましては、いわゆる労働時間の短縮分も含めた形でございますが、二・五%を入れておったということでございます。
しかしながら、今おっしゃいましたように、なかなか模様眺めといいますか、事業者の届け出がそういう状況にとどまっておったということは事実でございまして、こういった法律のねらいを促進いたします観点から、平成六年の二月以降、運賃、料金の設定変更に際しましては、今御指摘ございました原価計算書等の添付につきましては一定範囲内で必要はないということにいたしております。
届け出制にするためには、原価計算書を山さにゃならぬ。原価計算書をつくるのがどうも難しくてやり切れない。
だから、そのためにはその原価計算書から、ライセンス料とかあるいは研究開発に要したあれは何と言うんですか、ロイヤルティーと言うのか。なんか知らぬが、そういうものを分担させられている。そういうものの内訳を、全部示せとは言わぬから、P3C、F15、UH60J、これだけぜひ示してもらいたい。
もし仮にそういう項目がないというような原価計算書の内訳があったといたしまして、事実問題としてそういうものが支払われるということになれば先生御指摘のような事実になろうかと思いますけれども、その点につきましては全くそういうふうに書類はできておりませんし、我々の審査の段階におきましてもそういうことは確認ができない、こういうことだと思います。
○政府委員(山崎圭君) 新薬の薬価基準の収載申請に際しまして、私ども薬務局が窓口になっておりますが、その際に製造原価計算書を提出させていることは事実でございます。ただ、いずれも四十五年八月という古い時期でございまして、その当時は知っておりましたが、その後、収載時以後の変化も考えられるということでございまして、現在の製造原価は掌握しておりません。
私ども海外経済協力基金に対しましては検査権限がございまして、そちらで持っていらっしゃる資料については十分われわれも徴取いたしましたし、調査もいたしましたが、何分十分な資料がございませんので、できれば仕様の詳細とかあるいは原価計算書、そういうものについてもわれわれに見せていただきたいということをお願いしたわけでございますけれども、現在のところそれが参りませんで、私どもとしては的確な結論を得ないまま推移